用済みでお払い箱 [中国古典]
用済みでお払い箱
すばしっこく敏しょうな兎が捕まってしまうと、それを追いかけて捕らえた優秀な猟犬は「もういらない」と煮られ食われてしまう。
飛ぶ鳥が捕り尽されると、それを射止めた良い弓や名射手も価値がなくなりお払い箱になる。
同じく、敵国が敗れれば忠臣や英雄、智謀の士はもう用がなく、かえって危険な存在だと理由をつけて殺されてしまう。
これは項羽との決戦で大活躍した韓信が、ざん言によって漢の高祖となった劉邦に捕らえられ殺されそうになった時に語った言葉。
後に疑いが解けたが、楚王から淮陰侯に格下げされた。{狡兎死して走狗烹らる}
{史記 淮陰侯列伝}より
すばしっこく敏しょうな兎が捕まってしまうと、それを追いかけて捕らえた優秀な猟犬は「もういらない」と煮られ食われてしまう。
飛ぶ鳥が捕り尽されると、それを射止めた良い弓や名射手も価値がなくなりお払い箱になる。
同じく、敵国が敗れれば忠臣や英雄、智謀の士はもう用がなく、かえって危険な存在だと理由をつけて殺されてしまう。
これは項羽との決戦で大活躍した韓信が、ざん言によって漢の高祖となった劉邦に捕らえられ殺されそうになった時に語った言葉。
後に疑いが解けたが、楚王から淮陰侯に格下げされた。{狡兎死して走狗烹らる}
{史記 淮陰侯列伝}より
2012-06-04 19:36
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0