細腰を好む [中国の寓話]
細 腰
周王朝の時代、楚の霊王は腰の細い婦人を好んだ。それを聞いた国中の女性は皆ダイエットに励み食を減らした。そのためいきすぎて、病気になったり餓死する人が多かったと言う。
この話の続きはまだまだあって、例えば、越王は勇者を好んだので多くの人は王の好みに合わせて死ぬことを軽視し命を捨てた。
また、桓公が美味しい料理を好むと、料理人の易牙は珍しい料理で主君に媚びるため子供の頭を蒸して献上した等など、いくらでもある。
人の上に立つ者は自分の好みを慎しまねばならぬ。さもないと下の者は迎合し、とんでもないことをやらかし秩序が壊れる。
{韓非子 二柄}より
周王朝の時代、楚の霊王は腰の細い婦人を好んだ。それを聞いた国中の女性は皆ダイエットに励み食を減らした。そのためいきすぎて、病気になったり餓死する人が多かったと言う。
この話の続きはまだまだあって、例えば、越王は勇者を好んだので多くの人は王の好みに合わせて死ぬことを軽視し命を捨てた。
また、桓公が美味しい料理を好むと、料理人の易牙は珍しい料理で主君に媚びるため子供の頭を蒸して献上した等など、いくらでもある。
人の上に立つ者は自分の好みを慎しまねばならぬ。さもないと下の者は迎合し、とんでもないことをやらかし秩序が壊れる。
{韓非子 二柄}より
2012-06-08 17:07
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