男の家事は気まぐれだ [暮らし]
まな板をかんな掛けした。中心部がかなり減っていて、大汗かいて削りに削り、
やっと平らになった。
かんなは、もう20年余り前の、子供が学校での工作に使っていた物だ。刃こぼれが3ヶ所あるが
何とか削れた。あとの片面はまたひまを見てするが、せんべいみたいに薄くなるか心配だ?!
願わくば、これで美味い料理を作ってほしいものだ。
今日はついでに、裂けていた自転車カバーをガムテープで繕ろった。
久し振りに心境の変化でもあるまいが、男のできる家事をした。家内に少しは大きな顔ができたと思うのは、自己満足に違いない。
いよいよ開始、正月準備 [暮らし]
年末のお掃除用のあれこれをスーパへ買いに行った。かなりの安売りで大賑わいだ。
まな板、包丁を新品に換え、台所回りをドレスアップするアルミのつい立状の便利グッズなどなど。
帰省客準備のお陰で家が小奇麗になる。普段、怠けぐせがついている家内がハッスルするのがおかしくて笑えてくる。が、笑ってはいけない、それとなくお手伝いの風情を示すのが円満を維持する秘けつなのだ。
私はもっぱら換気扇やエアコンの掃除、力仕事を引き受けるが、どちらかと言えば、ま、お遊びの延長みたいなものだ。どうって事ないよ!それより、早く子供達の顔がみたいよ。
クラシック音楽入門編が終わった [暮らし]
小学館の「クラシック・イン」全50巻が完結した。二週間に1回発行なので2年ほどかかった。
よくも途中で挫折せずに最後まで続けたものだ。
若い時、クラシック音楽ってどういうものだろう、じっくり聴いたみたいと思っていたが、家族を養うのに精一杯で、いつしか忘れていた。
定年退職して数年後、やっと初級者向けの入門シリーズに出会い、聴きはじめ、聴き込んで、いつしかおぼろげながら全体像が見えてきた。難解そうな曲でも、聴き込んで行くとそれなりにリズム感がつかめ、面白みが分かってくる。
美麗な雑誌がついていて、世界の演奏劇場や楽器、作曲家の生まれ故郷などクラシック音楽に関する初心者向けのあらゆるものが書いてあって、池辺晋一郎や柴門ふみさんの解説やエッセイもあって、私のような初心者には打って付けのCDだった。
これで永年の夢が叶えられた。静かな午後、コーヒと共にクラシックを聴いているひとときは、まさに至福の時である。
こんな穏やかな老年を向かえられた事に感謝しなければいけないとつくづく思う。
いやな言葉 [暮らし]
いつの頃からか、著名人が新聞紙上で軽い調子で「隣の不幸は蜜の味」や「老人臭」なんて、いやな言葉を解説して見せて、人と人との暖か味のない世情を煽り出す一翼を担っている。
本来、このような言葉については、彼らオピニオンリーダー達が排斥に努めなければならない立場ではないのか?
近所に62才で脳梗塞になり寝たきりの人や、介護を受けなければ生きていけない人が何人かいるが、周りの人達はとても親切で自分の身内のように暖かく見守っている。
「蜜の味」だとか「臭い」なんて、人の交わりを阻害する社会なんて、なんて恐ろしい事か!皆で使わないように努めましょう。
帰省客の受け入れ準備を始める [暮らし]
「おみやげはブーアル茶にしといて」と頼んでおいた。香港在住の長男夫妻がクリスマスから正月にかけて一週間余り帰省するのだ。
毎度の事で慣れてはいるが、それでも受け入れ準備は大変だ。全国の実家でも、もうそろそろ準備が始まっているだろう。
ふとんや毛布を干したり、トイレや風呂そうじをしたり。でも、心が浮き立つのはどうしょうもない。
我家では、相手が暖かい香港育ちの女性だから、やれコタツ、毛布、パジャマ、防寒衣装等など大変だ。ま、喜んで帰って貰えるように、あれこれ手を尽くしてみよう。
若葉マークのお買物 [暮らし]
毎週木曜日は「パン3割引」の日だ。パン売り場は、おばちゃんパワーで近寄れない。
なので手元のパンであきらめ次に移る。
食品スーパーもこの所、年寄り男性が目立ってきたが買い方は淡泊で、決め買いしてさっさと帰る。
干し葡萄をまぶしたパンだと思って買ったあと、家で見たらチョコレートだったし、黄色い札が貼ってあったが特に気にせず買って家で見たら、賞味期限一歩手前のしるしだった。
ま、その内に慣れるだろう。
寿司はネタより、酢と飯のマッチングで良さが決まる [暮らし]
久し振りに河原町に出た。大丸で中国の知人に贈るカレンダー付きの新年カードを数枚買った。
ついでにタウン歩き用のしゃれたリュックも買った。年金暮らしの私にすれば2万円は高すぎたが思い切って買ってしまった。
家内はクリスマスの飾りと干支のいのししの人形を買った。買物は楽しいネ。
あと、昔から行きつけの寿司屋で昼を済ませた。この店はおじいさんの代から私の子供までがずっと馴染みで、味が体に染み着いていて他の店の寿司は食べられない。
寿司は要するに、ネタよりも酢とご飯のマッチングにすべてが掛かっている言ってよい。だから、ちらし寿司を食べれば、てき面に店の特徴がでる。
この店は「ひさご」で四条河原町を少し北に上がった所にあり、客はほとんどが年配者か、子や孫を連れた昔から京都に住んでいる家族ずれで、リピータばかりである。観光客は滅多に見ない。
あと、ジュンク堂に寄り、「日本はなぜここまで壊れたのか」を買い久し振りのショッピングを楽しんだ。
もう、年賀状を書いてしまった! [暮らし]
年賀状をすでに書いてしまった!今年は早すぎるか?ま、30枚に満たないし、プリンターなので事はしれてる。
でも、下ごしらえには時間をかけた。何せ、相手によって三通り作り、写真も違ったものを貼り付けたので手間がかかった。ま、その分喜んで貰えるかも。
あとは、中国の知人用に伝統的な日本画の小さなカレンダーを買ってくるだけでいい。相手も毎年送ってくるので、ま、日中親善のまねごとなのだ!
老後の一日っておまけみたいだよ! [暮らし]
テレビで「未明から一日中雨」との予報を前日に見て予定を
雨モードに設定していたので当てが外れた。
相変わらず天気予報を信用していたおのれがイヤになる。
それより、予定にセカンドオピニオンを設定して自在に選択
する方式にすべきだったのだ。
でも、ま、どうでもいいよ。べつにたいした事するわけでもないのだ。
老後の一日の過ごし方なんて変り映えしないものさ!